こんにちは。
日中の最高気温が日毎に下がる中、山には冬の寒さが訪れてきました。
手先は動きが悪く、足先は冷えます。
そんな中、現在伐採中の現場に山主さんを案内し、
伐採を見ていただきました。
実際の現場
現場は70-80年生のヒノキ林で、山主さんが枝打ちや間伐などの手入れをご家族で行ってきた山です。
植えた当初は細く小さかった苗木も今や太くなりすぎて、伐採が行えないという事で当組合が伐採から搬出までを行っています。
現場作業員がチェンソーにエンジンをかけ、刃を入れると「おおっ」という歓声が聞こえました。
守り続ける意義
伐採した木は、胸高直径40cm程だったため、倒れた際の衝撃もかなりのものでした。
丸太としては腐れがなく、通直であるため、通常より高値で売れること間違いなしです。
これも、山に代々手をかけてきたという証拠になります。
先人たちの思いをくみ取り、伐採を行い、また、同じように木を植えていく、
そのサイクル無くしては林業は成り立ちません。
普段は小学生に向けた木育を行っていますが、
今回は山主さん対象という事で、また違った反応を得ることができ、
林業をやってて良かったなと思えることが増えました。
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今回ご案内致しました山主さん、今後も小田原市森林組合を宜しくお願い致します。
※持ち主の許可なく山林に入る行為は不法侵入・山林の物を採るのは財産侵害に当たりますので
許可を取ってから入りましょう。