指導事業

森林保全に大切なことは、整備だけではありません。

時代は移り変わり、子供たちが野外で遊ぶ機会がどんどん減っています。
自然と触れ合って生活する習慣がない子供たちが大人になったら、森はどうなるのでしょうか。

未来を担う子どもたちにこそ、森の役割や林業の大切さを知ってほしい、
私たちは【木育】に力を入れています。

難しい言葉を並べるよりも、目で見て、手に取り、耳で聞き、匂いを嗅ぐ、
『五感を刺激する』を木育のテーマとして、広く子供たちに普及しています。
音が大きく耳を塞ぎたくなるような伐採時のチェンソーの音や、木が倒れた時の地面の揺れや匂いなどを体感してもらっています。

年齢も住んでいるところもさまざまな子供たちが集まり、思い思いの時間を過ごして帰りますが、
森ってこんなのなんだ、木の実が辛かったな、機械迫力あったな、大きな木だったな、、、
身体を使って覚えた経験は、きっと忘れないでしょう。

大きくなって森の大切さに気付いた時に、この経験を思い出し行動できる人材を育む

整備と同じくらい、目には見えないけれど長い時間と労力がかかる事業ですが
他の何よりも大切なことだと、森で過ごす子供たちの笑顔を見ていて感じています。

TOP