年末の投稿から約2か月ぶりの現場より。
現在、山では伐採を終え、順調に工期終了を迎えられそうです。
今年は当組合初めて取り組みである群状伐採を行い、
来年に再造林を行います。
群状伐採とは、一辺が樹高の2倍の正方形を測量で現地に取り、
その正方形の内側の木を全て伐り、新植を行うという伐採方法になります。
群状伐採を行い、新しく苗木を植えることで、
林齢の違う二つの林相ができ、森林の機能を損なうことなく発揮できます。
皆伐を行い、再造林をする、というサイクルはとても大事ですが、
伐りすぎてしまい、一時的に森林の多面的機能を失ってしまうリスクもあります。
そのリスクを少しでも減らして、
安全な山林・林業を未来に紡いでいけると良いですね。
また、今回小田原市久野で100年生の山林を伐採しています。
太さも年輪の詰まり具合も素晴らしく、
地域の製材屋さんに多く買って頂いております。
100年前より手入れを続けられてきた山主の方に少しでもお戻しが多くなり、
地域の木材が見直されるチャンスになればと画策している最中になります。
目が細かく詰まっているので、製品になった時、
どのような表情になるのかがとても楽しみです。
今後のイベントにて、もしかしたら販売できるかもしれません。
○イベント情報
4/12国府津にて、木工団地フェスティバル
4/12.20.26タケノコ堀り体験(全日とも午前中のみ)
タケノコ堀りは電話にて受付しております。
TEL:0465-35-2706
受付時間:平日9:00-16:00
是非お越し下さい。
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日々の様子はInstagramでも更新しています。