未来へ繋がる木育

公共施設の木質化

8月も終わりだというのにまだまだ暑いですね!

10月まで暑かったら、ほんとに秋は無くなってしまいますね。

しっかり秋が来てほしいものです。

○公共施設の木造化

2025年5月に山北町立生涯スポーツセンター『でごにぃスポーツハウス』がオープンとなりました。

木材産業に関わっているのでオープンより少し前に見学にさせてもらいました。

武道場があったり、ダンスや会議室としても使えるホールがあり、

山北産材の使用された木造公共建築物になります。

元々、山北体育館として武道場として利用されており、

入り口を反対側に抜けると御殿場線の単線が見られる立地の良さです。

ご利用方法や内装などはこちらから↓

https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000006816.html

小田原でも木造の公共建築物が建設中になります。

前回の木造建築についての記事はこちら!

木造建築の推進


現在、小田原市橘地区にて、小田原市立たちばなこども園を建設中です。

小田原産材が多く使われており、柱だけでなく、合板にも全て小田原産材と記載されていました。

まだオープン前なため、建設中にお邪魔した時の詳細な写真は控えますが、

こちらはJAS規格を取れた木材になります。

丹沢とあるが、小田原産材

JAS規格とは、日本農林規格といい、一定の基準をクリアした証明の様なもので、

公共建築物にはJAS規格の取得が必須であったり、補助金受給の基準になります。

基準規格が決まっていて、丸太を使ってくれることは大変ありがたいですが、

この基準を超えた丸太を出すには成果物の3倍は出材すると言われます。

(例えば角材の段階で100㎥必要な場合は丸太にして300㎥必要)

昨年度、現場から丸太を集め、不足なく対応し切れたので、

来年4月の完成した姿、入園して、ご利用いただいている姿が待ち遠しいです。

外観 たちばなこども園入園希望者説明会資料より

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