暑い日が続き、土砂降りの雨で湿気が抜けない日々が続きますね。
洗濯ものが乾きません(汗)
7月1日、小田原市森林組合の組合長 小泉清隆が
令和7年春の叙勲にて、旭日章小綬章を受章致しました。
受章内容は林業振興功労ということで、
高校卒業から林業に携わり、
昨年までは神奈川県森林組合連合会の会長を務めておりました。
高校卒業時は丸太の値段がとても良く、
当時の日当の倍で売れたり、
丸太を夜中に東京の木場や静岡の清水まで運搬したりと
戦後の林業を支えてきたという歴史もあります。
受章祝賀会には小田原市の副市長を始め、
県の林業関係の方々もご来席いただきました。
今年で90歳になりますが、
未だその体力は健在で、暇を見るとすぐに畑に行き、
みかんの手入れや農作物の収穫をします。

みかんのお手入れをされる組合長
祝賀会では、当時のお話を聞けました。
山のふもとから苗木を担いで、植えに行ったり、
丸太を山から降ろす際のワイヤーで足を切ってしまう人がいたり、
8mの足場丸太を鎌倉の材木座海岸まで運んで、
砂浜に手で下ろしたり、と
様々な林業の昔話を教えてくれます。
その頃と比べると今は安全で、便利になりました。
先人たちが守ってきた山を後世にも引き継げるように
山のお手入れをしていきます。
小泉組合長においては、これからも小田原の森林の代表として
林業を支えてくれると嬉しいです。
***
小田原市森林組合では日々の様子をInstagramでも更新しています。