森林保全について考えるコラム、
前回はSDGsについて調べてみました。
(前回の記事はこちら)
今回は、SDGs達成に繋がる、
『森林保全』について、深く考えていきたいと思います。
森を守るために必要なこと
森を守るって、何をすればいいのかな?
木を切ると緑が減ってCO2が増えるから、止めた方がいいんじゃない?
人が手を加えないで自然にしておいた方が保全になるんじゃない?
こんな風に考える方も少なくないかもしれません。
残念ながら、これらは No!!です!
人工林とは、人が植え、育てた森のこと。
今ある木々を責任を持って管理し、
次の世代に向けた植林を行うことが
森林を守ることになります。
また、枯れた木をそのままにすると木の病気が広がったり、
倒木の危険もあり整備しなくてはいけません。
我々、小田原市森林組合をはじめ、全国の森林組合や林業会社は
主にこれら森林の整備を使命として活動しています。
わたしたちにできる森林保全
《森林保全》は専門的なことだから森林組合にしかできないのか、
そんなことはありません!!
一般の方が日ごろから取り組める森林保全活動もたくさんあります。
今話題の、ChatGPT✨で
『日常でできる森林保全活動』と調べてみました。
ゴミ拾い
森林に捨てられたゴミを拾い集め、適切な場所に廃棄することで、自然環境を保護することができます。
枝打ち・剪定
樹木の枝打ちや剪定によって、成長の促進や健康維持を行うことができます。
里山・森林の清掃
森林内の枯れ木や枯れ竹を除去することで、野生動物や植物が生息する場所をつくることができます。
ハイキングルートの整備
ハイキングルートを整備し、観光客が森林を楽しめるようにすることで、森林自体への関心を高めることができます。
植樹
森林の再生・拡大につながる植樹を行うことで、地球温暖化の対策にもなります。
モニタリング
森林の動植物相や環境変化を調査し、そのデータを収集・分析することで、保全活動の方針を定めることができます。
食材や薬材の採取
森林の食材や薬材を栽培し、採取することで、森林を活用しつつ保全することができます。
優秀な答えが返ってきました!とっても賢いですね。
枝打ちやハイキングルートの整備、モニタリングは専門家にお任せください。
ゴミ拾いが有効回答かと思います。
自然にないものが落ちていると、森林内循環の妨げになります。
キャンプなどに行く際はゴミは持ち帰りましょう。
※全ての山林には土地所有者がいます。
危険も伴いますので、許可を得てから山林に入るようお願いいたします。
森の副産物を積極的に利用することも、森林保全に繋がります。
小田原市森林組合では、切り出した木材で木工小物やベンチなどの家具を作っています。
年に数回、木工団地や小田原みなとまつり等のイベントで販売しておりますので
ぜひ新着情報をチェックしてください!
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SDGsと聞くと、世界中みんなで取り組む大きなことのように感じますが
大切なのは、日々の小さな積み重ねです。
1人1人が地球の未来のためにできること、実行していきたいですね。
次回は、
企業・団体ができる『森林保全』について続けたいと思います。
一個人ではなく、企業・団体での活動はどうしたらいいのか、をお届けします。
お楽しみに~♪